* 「な、ななな何で!」 「さぁな、でも結構仲良さそうだったぞ」 噂ではできてるーとか…なーんて、とカンセルは冗談めかして言う。 ザックスは唖然として焦点を定められていなかった。 「…おい、ザックス?」 「ナマエとセフィロスが、できてる?」 「いやいや単なる冷やかし程度で」 「だってアイツは男、でも…」 「いやだから」 「…俺、ナマエを捜してくる」 「何で!?」 「分かんねぇ…でも捜す!」 ザックスは慌ただしくソルジャーフロアから出ていった。 「あの言い方…アイツまだ気付いてないのか?」 カンセルは独りぽつんとソファに取り残された。 「ってか、男だと思ってる時点で…お前もそっちじゃなくてもイケるって事になるんだぞーなーんて」 意味深な発言をしたカンセルは、クスクスと笑っていた。 ********** ダンダンダンダンダン!! ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン!! 「ナマエ---!?」 ドゴ! 「うるさい」 「ってえ…」 [*前へ][次へ#] [戻る] |