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ザックス達が行ってしまったのを確認すると、アンジールとナマエは兵士達に飛びかかった。
「アンジール!こいつら何者!?」
「さぁな…こんな鎧、見たことがない」
2人はあっさりと彼等を倒すと、兵士の仮面を剥ぎ取った。
それから見えた顔に、彼等は衝撃をうけた。
「にい、さん…!?」
「いや…全員、同じ顔をしている」
アンジールとナマエは唖然として、倒れている兵士達を見下ろした。
彼等は全て、ナマエの兄…ジェネシスの顔をしていた。
「どういうことだ…何故、ジェネシスの」
「そいつらは、俺のコピーだ」
その聞き慣れた声音に、2人は振り向いた。
「兄さん…!」
「…ジェネシス」
そこには、ジェネシスが立っていた。
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