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「ふっ…ふざけるな!我等は決して、神羅などに屈するものか!!」
「それに、もし我等が降伏したところで、我等の話を聞くわけもない…!」

ウータイ兵は激怒し、ナマエに一斉に飛びかかった。
ナマエは浅くため息をつく。

「そう…じゃあ覚悟は出来ているとみた」

ならば、


グサッ!!


「ぐあぁっ!」

ナマエは全ての剣を避けきると、背後に回り、ウータイ兵の腹に風穴を開ける。

「お、おのれ!」
「貴様…許さない!!」
「許さなくていい。恨んでくれて構わない。これが戦争なのだから」

まるで自分に言い聞かせるような呟きと共に、ナマエは一瞬瞳に悲しみの色を浮かばせる。
しかし、それとは裏腹に、ウータイ兵達は次々と倒れていった…

「私が恨まれるのは、当然だ…」


命をかけていた彼等は、誰より誇り高い戦士だったのに…私は?
私は、、、


ナマエはゆっくりと、その場を後にする。
背中に暗い影を背負って。




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