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そんなことがあるのか、
ジェネシス不在で、コピー達のみが行動を起こすとでも?
それならば、一体誰がそんなことを…
ザックス達がジュノンへ到着したそのすぐ後、ナマエ達もそれを追うように到着した。
しかし既に街は悲惨状態で、戦闘の傷跡がいくつも出来ていた。
「被害がもうこんなに…」
「ザックスがホランダー保護に向かっているようだ」
ルードが携帯で連絡を受け取ったらしく、こちらに向き直る。
ナマエは小さく頷いて、腰に携えた一対の双険を抜きはなった。
「それなら私は敵を一掃したほうがいいかな」
「一掃しつつ、ホランダー保護の援護に向かうように要請が降りたようだ」
「え、何それえらくキツイんじゃない」
ナマエは顔をしかめて、彼等に気付いてこちらに銃口を向け始める機械やコピー達と対峙した。
「現在ホランダーは逃走中、level6エルジュノンからアルジュノンへ向かう中央トンネルを抜けたようだ」
「好都合なことに俺達のいる此処はlevel3アルジュノンだぞ、と。コイツら雑魚は俺達に任せて、そこのエレベーターでlevel6に向かえ」
「分かった」
ナマエはすぐにエレベーターに乗り込んだ。
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