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『そっちのほうが良いわね』
『何が?』
『貴女、笑ったらもっと可愛いから』
『え、』
いつだったか、他愛ない会話の中で見出した彼女の魅力。
そのまるで日溜まりのような貴女の笑顔が見ることが出来るなら、私は
「…私が友達の幸せを願ったらいけない?」
シスネは自嘲気味に笑い、その紅を見送る。
自分にも人間らしい感情があるのだと、良い意味で思い知らされたのだった。
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あとがき
雑な文章ですいません、
ザックスから逃げましたナマエさん、まだ仲直りには早かったようです。
シスネとナマエさんは今まで文に書いたことはありませんでしたが、水面下で仲良しになってました。始めはレノ経由だったんでしょうけど、同じ年頃ってこともあって、シスネはナマエさんの中で大切な人の一人になります。それはシスネ然り。
途中でシスネが言っていたことは、つまり彼女はザックスの味方でもレノの味方でもなく、ナマエさんの味方です。ということを言いたかったのです←ややこしや〜ぁ
そして停滞していた本編も、やっとジュノン編に動き出します。
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