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2人はほんの少しの時間でウータイ兵を排除した。
「おっし楽勝!」
「次行こう次」
するとすぐにでも走り出しそうだった2人をアンジールは引き止めた。
「そう焦るな、落ち着け」
「「無理無理」」
「…お前ら似てきたな」
「!!嘘ッ…」
「ナマエお前、何傷ついてんだよ」
そんなコントのようなナマエとザックスに、アンジールは笑いを堪えるのに必死だったとか。
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「まもなくB隊が爆発を起こす…それが合図だ」
「その混乱の隙に、俺達が潜入する…だろ?」
「あぁ、俺は砦中心部に爆弾を仕掛ける。ザックスは正面から突入して」
「うん!で?んでんで、んで?」
草むらに身を潜めて、ウータイの砦を観察する3人。
ザックスの目は生き生きと輝いていた。
アンジールは苦笑してザックスを見た。
ナマエは呆れ調子にため息をつく。
「好きに、暴れろ」
「任せろォ、そうゆうのは得意だっ」
ザックスは今にも飛び出していきそうなくらい元気だ。
すると、アンジールはナマエに向き直る。
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