帰らぬ人と失せる人
兄さんがいなくなった理由…
此処にくれば、分かるのかと思ってた
ねぇ、どうして
あなたまで…
--帰らぬ人と失せる人--
ウータイのタンブリン山中に到着。
彼等は散策するかのようにゆっくりと歩むことなく、そこを走り抜ける。。そこはとても物静かで、これから戦火が切られるなんて嘘のように思わせた。
「ここを真っ直ぐ行けばタンブリン砦だ」
「B隊が作戦区域で待機しているんだな…急がなきゃな」
ガサガサ!!
「貴様ら、何者だ!!」
脇道からウータイ兵が飛び出してきた。
しかし、それに取り乱すような彼等ではなかった。
「おっと…見つかっちまった」
「何のんきなこと言ってんの」
「いてえっ」
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