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「今回の事件で消えたクラスfast…覚えてるか」
「おう」
「名前は?」
「ジェネシス」
「そのあとは」
「…知らない」
カンセルは驚くぜ、と言って人差し指を立てた。
「ジェネシス・ラプソードス」
「ラプソードス…?」
「此処まで言えば分かるだろ」
「別に聞いたことなん、か…あ」
『今日からお前とトレーニングさせる奴だ。ホラ自己紹介』
『ナマエ・ラプソードスです』
『俺はザックス、宜しくな!』
ザックスは初めてナマエと会った日を思い出した。
「ナマエ?」
「そう、ナマエと同じ名前」
ここまで来れば、鈍感なザックスでも嫌でも分かった。
「マジかよ…だから、あんなに」
「そうゆうことだ」
そっか…だから、あんなに
悲しそうな瞳、してたんだ。
「あんがとなカンセル!」
「お礼は弾めよ。サッサと行けよ」
「聞こえねえ」
ザックスはカンセルに別れを告げて、ブリーフィングルームに駆け込んだ。
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