*
しかし、教会に着いたと同時にお呼びがかかった。
「ザックス、モデオヘイムで仕事だ」
ナマエが振り向くと、いつものように黒いスーツを着こなしたタークスのツォンが立っていた。
しかし、ザックスは構わず教会の扉に手をかける。
「分かってる、ちょっと待っててくれ」
「エアリスはいない」
「「!」」
その言葉に、今度はザックスも振り向く。
ツォンは素知らぬ顔でザックスを見ていた。
「どうした」
「エアリスとはどういう関係?」
「複雑な関係だ」
「ふぅん」
ザックスはつまらなそうにツォンを見返す。
「彼女からは何も?」
「なーんにも」
「ならば、私からも何も」
「ふ〜〜〜〜〜ん!」
あからさま拗ねたザックスが教会の階段から降りる。
すると、轟音と共に神羅のヘリが降りてきた。
プレート下にヘリを飛ばして、果たして良いのだろうか…
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