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「ずいぶんと暇そうにしているな」
「いや、暇ってワケじゃないけど…」

とうとう騒ぎだしたザックスとナマエに、宝条は煩そうに振り向く。
どうやら集中出来なくなったらしい。

「私に来客があるんじゃなかったのか」

どうやら先程の話を興味なさそうにしていながらも聞いていたらしい。
自分が狙われていることに自覚はあったようだ。

「この偉大な頭脳を、命をかけて護衛する準備は出来ているのかね」
「もちろん!」
「任務ですから」
「いらっしゃいませってなもんだぜ」

少し癪な気もするが、ザックスとナマエは素直に頷く。

「新世代のソルジャークラス1stの実力を見せてやろうな、ナマエ!」
「新世代というより新米クラス1st…」
「細かいとこは気にすんな」

クラス1stになりたてだと言うのに、ザックスはウキウキと胸をはっていた。
ほどほどにね、と諦め調子にナマエはザックスを見上げる。





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あきゅろす。
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