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二人は走るうちに、ハイウェイにたどり着いた。

「うわ、俺達どこまで走ってきたかんじ?」
「たぶん零番街ハイウェイ」

ナマエはミッドガル中心に聳え立つ神羅ビルの角度を見ながら答えた。
このハイウェイも既に、ジェネシスコピー達によって破壊されていて、通行禁止と表示されていた。

「此処なら平気だよね」
「通行止めんなってるし大丈夫だろ」
「よーし」
「返り討ちにしてやんぞ」

此処なら被害が少ないと判断した二人は、走るのを止めて、追いかけてくるジェネシスコピー達に向き直った。

「あいつら一体あたり、何分かかる?」
「そんな何分も勿体無い」
「だな。じゃあ軽く」
「「5秒で」」

ジェネシスコピー達がハイウェイに降り立つのを合図に、ザックスとナマエは斬りかかった。





キィン!!

最後のジェネシスコピーが倒れる。
ザックスは剣をしまうと、ナマエを振り返った。

「ナマエ腕上げただろ」
「最近ミッションたくさんやってたからね」
「おー怖い」
「優等生なんです」
「自分で言うなっつの」

ナマエも剣をしまってザックスに向き直る。
その表情はどことなく、嬉しそうだった。

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あきゅろす。
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