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セフィロスとの通話を切ると、ちょうどプレートの上に着いたらしい。
しかし、此処に来て突然列車が急停止した。

ギギイィィ!!!

「!?」
「何だ!?」

異変に気付いたナマエとザックスは機動室へ向かう。
すると、車掌がハンドルの下で倒れていた。

「大丈夫ですか!」
「おい!何があった!?」
「…う…何者かが、襲って」

車掌は苦しそうに顔を歪める。
どうやら頭を強く打ちつけたようだ。

ナマエは割られた窓から這い出て列車の屋根に登る。
そして目に入ってきた光景に、思わず息をのんだ。

「ザックス…ヤバいよ」
「ヤバい?」
「神羅ビルが…ミッドガルが、滅茶苦茶だ」

ザックスも列車から出てくると、唖然として口を開かなくなった。

ガシャン!

背後で物音がした。
素早く振り向くと、そこには数体の、翼を持ったジェネシスコピーが構えていた。

「私達を狙って…?」
「わかんねえ…けど、列車の被害を少なくしねぇと」

そう言うや否や、二人は列車から飛び降りて走り出した。
それにつられるようにして、ジェネシスコピー達も後を追う。


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