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「いつもはアンタと同じくらいの年頃の女の子が、この子等と遊んでくれてるんだ」
「お花のお姉ちゃんだよ」
ある女の子がポケットから可愛らしい花を取り出した。
「花…?珍しいね、ミッドガルに」
「お花のお姉ちゃんがくれたんだよ」
ナマエはその花を手渡される。
清楚な黄色の花。
素直に綺麗だと思った。
「優しいお姉ちゃんだろうね」
「うん!すっごい優しいの」
子供達は幸せそうに笑った。
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「いない…本当にどこだ?」
俺はエアリスに道案内をしてもらいながら、スラム中を回った。
「あと居そうな場所ってあるか?」
「うーん…あとは公園、かな」
エアリスは公園があるであろう場所を指差す。
おそらく、そこ以外は全部探した。
「ったく、どっかのスリ小僧が逃げ回らなきゃな」
そう、さっきのがきんちょがやらかしてくれたぜ。
俺の財布盗みやがったあげく、中身が淋しいね。とかよく言うぜちくしょう
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