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「ジェネシスとアンジールの劣化は誰が止めるんだ?」
するとホランダーは、突然余裕の笑みを浮かべた。
彼等がいぶかしがるのもつかの間、上からある人物が舞い降りてきた。
「にいさっ…」
ナマエは思わず声を出してしまう。
今回は、本物。
オリジナルのジェネシスが現れたのだ。
ジェネシスはセフィロスに剣を突き付ける。
「ホランダーは渡さない」
すると、その隙にホランダーは逃げてしまった。
セフィロスは鋭くザックスとナマエに指示を飛ばす。
「ホランダーを追え!」
「でも…!」
「ザックス、ナマエを連れていけ」
「わ、分かった!」
ナマエは行くのをしぶったが、ザックスがそれを引きずっていった。
ナマエは部屋をでる間際、ジェネシスを振り返る。
ジェネシスはナマエを、優しく見つめていた…
兄さん…
「大丈夫、セフィロスならなんとかしてくれるって」
「…うん」
ナマエはザックスの手を強く握った。
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