*
三人は奥へと足を進めた。
そこには、ホランダーの隠し研究室があった。
「隠し研究室ねぇ…」
中に入ると、様々な研究用器具が設置されていた。
セフィロスはある液体カプセルに近付いた。
「…哀れだな」
「何が?」
ザックスとナマエは興味津々にカプセルに近付いた。
しかし、瞬間に眉をひそめる。
「さっきのモンスター!?」
「此処で作ってるのかな…」
するとセフィロスは、近くにあった資料を拾い上げる。
「…ホランダーが奪った極秘の研究資料だ。奪われた極秘資料はプロジェクト・Gや劣化現象、古代種と聞いている」
「じゃあ、他のもある?」
「あぁ…探してくれ」
極秘資料は部屋のあちこちに散らばっていた。
しかしどれも、難しい言葉の羅列。
ザックスは頭を押さえた。
「…頭、クラクラする」
「文字に弱い頭してるから」
ナマエはザックスの持っていた資料をめくる。
そこには聞き慣れない言葉が記されていた。
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