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「で、平気だったのかよ?」

ジェネシスは、とザックスは問いかける。

「問題ない。ジェネシスの傷についてはな…だが、アンジールが」
「アンジール?どうかしたのか?」

セフィロスはそこまで言うと、笑みをこぼす。

「その後、延々とアンジールに説教された」
「なんて?」
「いつも同じさ…心構え、夢、希望…そんなのだ」
「あぁ、分かる気がする」

昔も今も、アンジールは変わらない。
だからこそ、
この状態が、歯がゆい。

「やはり…二人はホランダーと組んでいるのか」

セフィロスは今一度、モンスターを見下ろした。
眠るようなアンジールの顔は、何も答えてはくれなかった…




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あきゅろす。
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