[携帯モード] [URL送信]
*


ザン!!

「!?」

ナマエは間髪入れずにモンスターを切り捨てた。
しかし、その顔には驚きが浮かび上がっていた。
斬る寸前に見えた…奇妙なものに

「何で…コイツ」
「アンジールの、顔がついて…!?」

モンスターの額には、見間違うはずのない。
アンジールの顔が浮かび上がっていた。
それは何かの証のように、二人の瞳に焼き付いた…

セフィロスは二人に気付き、近付いてきた。
そのモンスターを一瞥すると、感情を込めない声音で呟く。

「ジェネシス以外のコピーも、可能になったというわけだ」
「…。」

それでは、アンジールまでもが
ホランダーに加担している
…そういうことになる

誰も口を開かない。
静かな空気を、セフィロスが震わせた。

「…本社ビルのトレーニングルームに」
「ん?」
「2ndたちの留守に忍び込んでは、よくふざけていた」


ジェネシス、アンジール、俺…


[*前へ][次へ#]

3/13ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!