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それはタークス副主任のツォン。
先日ザックスと共にバノーラに行ったというタークスだ。
ザックスは今更思い出したように話を変えた。

「そうだツォン!なんとか言ってくれよ、あっちのお姉ちゃんが…」
「アイツなら心配ない」
「え?…あ、あらま」

ザックスは先程の女性を振り返って唖然。
女性はジェネシス・コピーを一掃していたのだ。
ツォンは何も心配していないらしく、レノに近状を聞く。
どうやらミッドガル中にモンスターが放たれているらしい。
他のソルジャー達も駆り出されているとのこと。

「レノ、ルード」
「はいよ、と」
「頼む」
「了解」

ツォンの指示で、レノとルードは他のエリアに向かうようだ。
ナマエは思わずレノを引き止める。

「レノ!」
「ん?」
「服…ありがと」
「あ…あぁ、構わないぞ、と」

ナマエは微笑んで御礼を言った。
レノは一瞬あっけにとられていたが、すぐにいつもの顔に戻った。

あんな笑い方も出来るのか…

ザックスが機嫌を損ねたのは言うまでもない。


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あきゅろす。
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