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[好きなんです…。]
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それは二人に訪れた初めての危機だった。




「だからね!!///(泣)なんかチューしたら蓮、壁がなくなったっていうか…//俺なんだか普通にしてられないっなんで!?」


「…ふーん(キスしたのか)さぁなんでだろうね…」


「シゲひどいっきいてる!!?」


「…そんなプリプリおこったって怖くないぞ〜」


「シゲ〜!」


シゲってばさっきからひどい!俺がこんなになやんでんのに適当だしさっ


俺は朝逃げてきてから、蓮に会ってない。


すぐに『さっきどうした?』ってメールきてたけど…今、蓮と会うと急に変になるなんて言えるわけがなくて、返事を返せずに昼になっていた。


「つーか…迎えにこないなんて、相当怒ってんじゃねーの?」


「ゔ…こわい」


「急に避けられたら誰だって怒るだろうけど、あの檜山蓮ならまじで死を覚悟しとくんだな…」


「え〜!?(泣)」


「おい楓〜!ドアのとこで先輩よんでるぜっ」


「ぎゃっ!!」


クラスメートの紀一が何やら焦った様子で急に声をかけてきた。


先輩って…やっぱり…


「さっそくおでましだ…俺は知らないぞ楓…って隠れるな!!楓っ」


「だっ…だって」


皆忘れてるけど、俺はチキンだ!


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