[好きなんです…。] 2 それは二人に訪れた初めての危機だった。 「だからね!!///(泣)なんかチューしたら蓮、壁がなくなったっていうか…//俺なんだか普通にしてられないっなんで!?」 「…ふーん(キスしたのか)さぁなんでだろうね…」 「シゲひどいっきいてる!!?」 「…そんなプリプリおこったって怖くないぞ〜」 「シゲ〜!」 シゲってばさっきからひどい!俺がこんなになやんでんのに適当だしさっ 俺は朝逃げてきてから、蓮に会ってない。 すぐに『さっきどうした?』ってメールきてたけど…今、蓮と会うと急に変になるなんて言えるわけがなくて、返事を返せずに昼になっていた。 「つーか…迎えにこないなんて、相当怒ってんじゃねーの?」 「ゔ…こわい」 「急に避けられたら誰だって怒るだろうけど、あの檜山蓮ならまじで死を覚悟しとくんだな…」 「え〜!?(泣)」 「おい楓〜!ドアのとこで先輩よんでるぜっ」 「ぎゃっ!!」 クラスメートの紀一が何やら焦った様子で急に声をかけてきた。 先輩って…やっぱり… 「さっそくおでましだ…俺は知らないぞ楓…って隠れるな!!楓っ」 「だっ…だって」 皆忘れてるけど、俺はチキンだ! [←][→] [戻る] |