[好きなんです…。] 1 檜山蓮と公園デートをしたその夜。 俺は一人、部屋で漫画を読んでいた。 「クククッ…」 普段あまり漫画に興味がない俺だが意外におもしろくて、もう三巻目。 その時ー… 〜〜♪〜♪ ビクッ 「?」 急に着信音が部屋に鳴り響いた。 「?……はっ…まさか…」 いやな予感が頭をよぎる。 この時間に電話…普段ないぞ?しかしだ…今日俺は一人の新しい人間に番号を…… チラッ ヒィィィィィ!!!!!泣 携帯をみると、そこには[檜山蓮]の文字。 床に座って漫画を読んでいた俺は携帯を片手に、自分のベッドにボスッという音をたてて、倒れこんだ。 そして、布団をかぶる。 「やっぱりかー…」 どうしようか迷って枕にぐりぐり顔をこすりつけた。 〜♪〜♪ 「………。」 〜♪〜 「………。」 ♪〜〜♪〜 「……………長い。」 やっぱりあれか!!??気が付かなかったわー作戦じゃダメなのか!!??泣 [→] [戻る] |