[携帯モード] [URL送信]

 
その状態で、俺は狐の自身の竿を数回扱く。
それが腰にキたようで、感じたままに腰をくねらせる。突っぱねているように見えるが、この行為を許容しているかのようだ。まあそれとも、理性が崩れかけているのか。
何れにせよ、俺は楽しくて堪らない。
また悪いことを考えついて、先刻の射精で濡れた後ろの穴に人差し指を這わせた。

「…、あっ…?…っん!」
「お、入るな」

割りと、するりと入っていく。村には根っから男色の奴がいて、男とヤる時にゃあ肛門を使うって言ってた。つまり、男でも女みたいに犯せるってことだ。
あん時は何きめぇこと話してんだ、とか思ってたけど、今はまったく思わない。むしろ使ってみたくて好奇心が擽られている。
女とする時も、此処は使わなかった。さして興味がなかったからだ。

「神様にもあるのかな、アレ」
「…っ、あれ…、?」
「ああ、前立腺だけど」
「ぜん…?」

どうやら知らないみたいだから、俺は指を動かしてそれを探す。

「あッ、い…ッ気持ち悪い…!」
「ちょっと我慢しろ」
「やめ、掻き回すな…ッ」
「んー…。お、かたい…」

そこをぐり、と押すと、狐の足がびくんと動いた。どうやらこの場所にあるらしい。
前を軽く擦りながら、前立腺を数回押した。

「ッひ、いぁあッ!やめ、や…ッん…!」
「ココ押したらな、女みたいにイけるんだよ」
「…っ、…?」
「出さなくてもイけるってこと」

良くなってきたみたいだから、前への愛撫はやめておく。
虚ろな眸で俺を見ている狐には、官能的、という言葉が合いそうだ。
眸こそ虚ろだが、身体は敏感に快感を得て、その快感のまま跳ねていた。

だんだん不快感が払拭されたのか、素直に喘ぐ声を上げ始める。

「あ゙ッぁ、ああ゙ッん!ひ、ぁふ…ッぁ…あ、も…ッ」
「イけよ、ケツでイッちまえ。メス狐」
「――ッ…!あ、ぁあっあ!あああ―――ッ!」

強く、速く内壁を擦る。狐は全身を震わせて、空イキした。
暫く余韻で息を荒くしていたが、はやくも快楽が回復してきたらしい。空イキでは、高ぶりは去っていかない。
俺は後ろに入ったままの指を再度動かした。

「もっかい、此処でする?」
「…ひ…っいやだ…!これ、外せ…!」

これっていうのは、さっき根本に巻いた紐のことだろう。しかし、俺の悪戯心はこんなんじゃ収まらない。
同じ男として、自分がされたら死にたくなるようなことだとは思うが、逆に言うとそれが楽しい。
もっと何かないかな、と思うと、力なくそこにあった尾を見つけた。手に取ると、指を引き抜いた先に挿れていく。

「や、ひぃ…ッ!?」
「入る入る。ほら、奥まで入るだろ」
「あぁ、いやぁ…!奥…っに…!んぁ、ん…ッ!」

さすが尻尾。大分奥まで入る。


[*前へ][次へ#]

あきゅろす。
無料HPエムペ!