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男の一人が、僕の身体を後ろから抱えて、赤ん坊が排泄をするような格好にされる。

「ほら、腹痛ェだろ?出しちまえよ」
「や、いやだ…やだ…ッ」
「は、強情だな」
「おい、もっと高く上げろ」

言われた通りに、さっきより高位置に掲げられる。
腹痛が物凄くて、額を汗が垂れた。もう、長くは持たない。
穴を締めようとすると、逆に腹に力が入る。…これは失敗だった。

「あ、う…おねが…ッ、許して…!」
「はあ?許す筈ねぇだろ、さっさと出せ。ほら、汚くて臭いウンコ出しちまいな」
「やだ、やだぁ、ほんとに、きたない、うんこ、出ちゃう…!も、我慢、出来な…ッ!」

言い終わらないうちに、ぶしゅ、と軟らかい便が落ちていく。
一度出てしまえば、もう止めることなど不可能で、ぶしゃああ、と滝のように軟便が出てしまう。排泄物が、地面を汚していった。

「ひぁ、や、見ない、で…」
「うわ、マジで漏らしやがった。きたねえ」
「や…ぁ…っ…」

恥ずかしい死にたい、もう出来るならこれ以上の辱めの前に死にたい。
知らず知らずのうちに涙が浮かび、頬を伝っていく。

「はは、泣きやがった。ざまあねえな!」
「やべえ、なんか犯してえ。挿れるぞ」
「クソまみれだぞ?」
「構やしねぇよ。その方が好きだ」

いや、そこは構えよ変態!
僕だって、こんな精液やら尿やら糞やらにまみれたトコに挿れられたくない。
もう、汚いのは沢山だ。
そんな思いを他所に、僕は再び地面に転がされる。
異臭が鼻をついて、また涙がぼろぼろと滴る。

「もっと泣けよ、乙桐。お前はその方がそそる」
「…っ、う……っやだ、あ…ッもう、やめ…」

制止の声も無視して、そいつはモノを挿れていく。
出し入れしながら、

「チンコにクソがつくぜ。ぐちゃぐちゃいって、気持ち悪ィ」

なんて言うもんだから、もう情けなくて堪らなかった。

「い、や…ッあ、もう、言わな…ひぅッ!」
「感じてるくせに、何が嫌だよ。やらしいこと言われて、感じちゃうんだもんなぁ?お前は!」
「ちが、違、う…っちがうッも、っぁ、や、あ!ひぁあッ、…助け…て、ッ」

確かに、前は異常な高ぶりを見せている。
媚薬のせいだと自分に言い聞かせるも、それすら不安になってきた。
僕は、おかしくなってしまったんじゃないかな。それならいっそ、気が狂った方がいい。

――…意識すら飛びそうになっていると、ゴガッ、と物凄い音がした。
立っていた男の二人が前のめりに倒れる。

「…っ、和田、木…?」
「なんだテメ…!」

突っ込んだままの男は、反応が遅れて同じく殴られ、倒れた。

「…っ、所長。遅れて、すいません」
「……な、んで…」

夢か何かのようだ、と思うと、鼻につく異臭が、自分を嫌でも現実に引き戻した。
意識のない男のモノを抜くと、和田木の胸を押していやいやと頭を振った。

「き、汚い、から!見ないで!お願いだから…!もう、こんな…ッ」
「…、所長!大丈夫ですから、落ち着いて…」
「やだ、きたない、汚いから…っ!」

排泄物も、自分も。


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あきゅろす。
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