国語教師のある日/沖神+銀、3Z
“私の将来の夢は、お嫁さんになることです。
誰のお嫁さんかと聞かれたら、答えは1つ。
それは、沖田総悟。
総悟はいつも、土方のマヨラーの携帯で出会い系のサイトに登録したり、ジミーのミントンラケットを壊したりして、ドSでちょっと意地悪です。
だけど、いざと言うときは私を守ってくれてとてもカッコよくて大好きです。
あと、総悟のお姉さんのミツバさんへの思いはとても素敵で、総悟はお姉さん思いで凄くいい奴で私は総悟もミツバさんも大好きです。
私は絶対に、総悟のお嫁さんになってやります。
だから先生、酢昆布100個買ってこいアル。”
「神楽ちゃーん、コレどういう意味かなぁ?」
「見て分かんないアルか、将来の夢について書いたネ」
「そんなん誰でも分かんだよバカ」
「バカは先生アル」
「いや先生バカじゃないからね、バカはお前だからね」
「バカにバカって言う方がバカネ」
「え、酷くない神楽ちゃん??つか今バカ認めたよね?」
「あーもー煩いアル!!もう帰ってよろし??」
「よろしくねぇぇぇ!!!作文、やり直してこい!」
「なんで私の最高傑作をやり直ししなきゃいけないネ!?」
「誰が沖田くんのいい所書いてこいなんて言った!?お前の沖田くんへの思いなんか知るか!本人に言え!!」
「照れるから嫌アル」
「照れる位なら最初から書くな」
「えーっ」
「えーっ、じゃないから…
日本語もなんか可笑しいし、酢昆布100個も買わないし、とにかくやり直し!!」
「銀ちゃんのバカー!!!銀ちゃんの甘党変態ヤロー!!」
国語教師のある日
「はぁ…疲れる…」
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