song
王子
つぶした苺のうえ
なみだで濁るミルクをかけた
寝る前まぶたの裏
眠りの森の王子
きっとかけらもないよ
あたしが気付いた時にはもう
振り向いてくれないよ
笑う顔も横顔だけだ
いつかこの声も指も愛しく思ってほしいよ
お天気をあおいでみたり
紫の夢を見るのもいつもあたしだけで
赤い糸で結んだふたつのしぼんだ名前
たくさん言いつけてもいいよ
わがまま王子
奇跡を信じてみる？
熱い呼吸がこみあげるよ
きっと間違いはないよ
ずっとずっと恋をするよ
12時の鐘が鳴ったらあなたのメールで起きるの
お天気も泣いちゃうような
飛行機雲、広すぎる空
祈るだけで嫌だよ
届くはずなくて
見えない目にいつだって浮かぶ目も合わない男の子
胸に流れ弾けとぶよ
星の数の中でひとり、キミだけがいいんだ
青い宇宙に溺れてみたり
そこにあたしを連れてくのもいつもあなただけで
いつかあたしも奇跡を口ずさむ
written&words by Nuts☆
arranged by popsallyport
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