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ダウト(大人リボーンとツナ)5


「あっっ」
「折れちまいそうな首だ」

舌で首筋をなぞり、時折強く吸い上げ赤い痕を残していく。
綱吉の着ていたパーカーを脱がせて露になる白い肌にくらりと理性が揺らぐ。

「やっぱり胸はねえな」
「あ、あたりまえ…」
「でも感度は良しか」

つっと露になった胸を指先でなぞると電流が走ったように華奢な
背中がのけぞる。

「あっっ」
「…」

淡く色づく胸の突起を甘噛みしながら舌先で転がして
空いたもう一方の手で片方の突起をぐりぐりと弄る。

「あんっっ、あっ リボーンそこばっかりやだあ…」
「は、全く…お前は」
「んんっっ」

吐息を紡ぐ唇を塞いで、衣服の上からゆるりと起ち上がる性器をなぞると、
びくりと体がはねた。
キスで塞いだまま、服の上からでもわかるくらい形を変えていくそれに
窮屈そうなジーンズを下着ごと脱がせて、しっかりと勃ちあがった性器に
直接指を這わせた。

「ああっ」
「自分でシたことくらいあるだろ?」
「あっっん、全然ちが…う」

一瞬目を見開いたリボーンはにやりと笑い、ますます動きを早めていく。

「ふっあ…ん、リボーンっ」
「なんだ?」
「はっ…あ…気持ちい…」

まるで熱に浮かされているように舌たらずになって、潤んだ飴色の瞳には明らかな
欲情が見てとれる。
初めて人から与えられる刺激に、吐精感ももはや限界と言わんばかりなその痴態。
白い太腿がふるふると震えていて、うっすらとかいている汗がとても卑猥で。

「も、イキそ…」
「…いっちまえ」

先端の鈴口を親指でぐりぐりと押して、溢れる先走りを掬いとると
塗るついたそこをさらに速度を上げて擦り上げる。
ぐちゅぐちゅと響く水音さえ興奮を誘って、人知れずリボーンは唇を舐めた。

「あっあっも、だめっ出ちゃう」
「っ」

リボーンの掌に吐精した綱吉は倦怠感でぐったりとシーツに沈み、額には汗が浮かんでいる。
投げ出された手足が無防備で、抜けない毒のように身体に浸透していく気がして、
薄闇の中淡く色づいた頬を撫でた。

「リボーン…」

うっとりとその手に頬を擦り寄せた綱吉から伸ばされた指先が
するりとリボーンの首にまわされて抱き寄せられる。
ぴったりと合わされた身体、服ごしにも体温が伝わるほど綱吉の身体は熱かった。
首筋にふわふわとあたる髪と耳元に寄せられた唇から、切ないほどに願いがこもった
言葉が伝わった。

「最後まで、して」




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あきゅろす。
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