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ダウト(大人リボーンとツナ)1 R18

ダウト

『あの時さ
リボーンがいるはずの未来からお前が来なかった事実を
直視するのが本当に怖かったんだ
だからさ
ちょっと甘えさせてよ
わかってる
お前が教え子甘やかすなんて
そんなバカなことしないってこと
だからさ
今だけ
今だけ
家庭教師って立場を忘れてよ
お願いだから
忘れて
リボーン……』


たった一度だけ過ちを
犯した
いや知っていて策略にハマった
ダメツナの見え透いた必死な誘いに
乗らないわけにはいかなかった
本当に下手すぎる
拙い誘いだったけどな


「ねえリボーン、おれってどうしてこんなにモテないんだろ」
「ダメツナだからな」
「って!あっさり言うなよ。わかってるよそれくらい」
「うぜえな」
「ひどっ!少しはモテるように指導してやろうとは思わないわけ?」
「……はあー」
「ため息…家庭教師だろ」
「ダメツナがモテるように…ムリムリ☆」
「可愛く言ってもダメだからな!あー未来の俺モテないままでボスになるんだあ」
「てめぇ」
「あーあーボンゴレボスともあろう人が子孫も残せないで……」
「………子づくりくらい出来んだろうが」
「恋愛のノウハウもありませんけど」
「モテてえのは女か」
「男にモテてどうすんだよ…」
「言っとくがボンゴレボスたるものどっちも誑かせなきゃ話になんねえゾ」
「無茶ぶりだよね?」
「ま、俺にかかれば女も男も余裕だがな」
「お願いします先生!」
「お前バカだな本物の…」
「可愛い生徒のお願いだよ?」
「はあ…まったく。俺様は甘くねえぞ」
「わ、いいの?ありがとうリボーン!」
「明日の夜学校の秘密の部屋まで来い」
「わかった!明日な。いきなりやめたとか無しだぞ」
「…バカめ」
「ばかですよー」



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あきゅろす。
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