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もどかしいのはお互い様 6(R18)

灯りをおとした寝室で、衣擦れの音が響く。

「目、閉じてろよ無粋な奴だな」
「だって…リボーンが…見えなくなる」
「ツナ、お前…本当に無自覚か…」
「な…に、」

交わしあうキスの合間、囁かれる言葉にますます体温があがる。
着ていた服はとうにベッド下に落とされ、素肌に這う唇や指に
身体が敏感に反応する。

「ここ、すげえぞツナ」
「い、言わなくていいからっ」
「後ろもローションいらねえな」
「…っや…」

両手で頬を挟み、噛み付くように口づけると
綱吉の唇から飲み込めない唾液が溢れて落ちる。

「んんっ」
「……一回イっとくか…?」
「あっっ、リボ…ま、て…」
「待てねえな…」

綱吉の足をギリギリまで開かせた状態で、その間に
リボーンは身体を滑り込ませると、上から馬乗りになる形で
綱吉を見下ろした。

「は、恥ずかしすぎるっっ」
「今更だよなあ」
「だって、こんなの……全部見え…」

無意識に唇を舐めたリボーンの表情に
綱吉の顔が紅潮する。

「見えるからイイんだろうが…」
「もう、やだあ」
「泣くのもアリだな」
「腰、動かすなっっ」
「こんなんで恥ずかしいとか処女かてめえは」
「!!う、うるさ…」

二人分の性器をまとめて擦りあげるたびに
先端から溢れる体液で、ますます濡れるそこから
耳を塞ぎたくなる水音が響く。

「あっあっああっ、も、やっ」
「っ、や、めねぇぞ」
「アっんんっはぁ、あっあっあん」
「……やべぇな、お前…」
「はっ、あ…ん、そんな、動かすな…も、でる…」
「…ツナ…」
「ああアっあああああっっ!!」
「……っ」

リボーンの手のひらで脈うったそこから、二人分の
白濁が溢れて落ちる。

「はっ…はぁ…」
「は…どんだけ出してんだ…」
「リボーンだ…て」
「苦いな」
「や!!お前なに舐めて…」
「指についたおまえの精液」
「説明もすんなあああ!!」

足を閉じようとするそれを制して、リボーンは
綱吉の後孔をそっと撫でた。

「リボ…」
「ここに おれのを挿れてえ」

まっすぐな目で綱吉を見つめるリボーンに
潤んだ瞳でコクンと頷く。

「俺だって挿れて欲しいよ…今更、厭がらないっ」
「こんなだもんな」
「DTで処女とかもうどうなの俺」
「最高じゃねぇか」

リボーンは不敵に笑った。



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あきゅろす。
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