5927
獄ツナ(山本視点)
獄ツナ(山本視点)
朝から蒸し暑い日、俺は自転車を走らせて学校へと向かっていた。
今日は並盛で野球の練習試合があって、それを友人達も応援に来てくれる。
大好きな野球が出来る事や、それを応援してくれる人がいること全て嬉しくて、自転車を走らせる足にも力が入った。
風をはらんで半袖のシャツがはためく。
曲がり角を曲がってしばらくすると、見慣れた二人の後ろ姿が見えた。
しかしどうも様子がおかしい。
二人とも自転車を路肩に止めて、ツナの自転車の前でしゃがみ込んでいる。
何故だか少し手前で自分も自転車を止め様子を伺う。
時折直りそう?とか、大丈夫っすよとかそんな会話が聞こえて、自転車が壊れたのだとわかった。
余り直りそうもなければ声をかければいいと考えながら様子を伺う。
照り付ける太陽で、獄寺の額には汗が浮いて結んでいる髪のせいで首筋が太陽に晒されて赤い。
ふと、ツナを見るとその視線が獄寺の横顔にピタリと注がれていた。
暑さのせいではなく赤い頬が否応なくツナの気持ちを物語っていて、何だかいたたまれない気持ちになってしまった。
その視線に気づいた獄寺がツナにこれでもかと言うほど甘い微笑みを向けるものだから、自分まで顔が赤くなりそうだ。
内心うわあとかなんとか思いながらも、あいつらやっぱそうなのかあ…とか、若干淋しい気持ちが募る。
自転車はしばらく直りそうもないだろう。
俺は覚悟を決めて自転車で走り出し、二人に声をかけた。
終
先日、男子高校生二人が自転車に乗って並んで走ってて、突然うわっとか声が聞こえて振り返ったら、一人の子のチャリが動かなくて、もう一人も下りて見てあげてたんですよ!二人とも半袖の制服で、どうやらチェーンが外れたらしく。
あー、こりゃ大変だなあとか話してても一生懸命直そうとしてあげてて。
私は仕事があったから1時間くらい仕事して、またその場所を通った時まだ二人はそこにいて。
えー大丈夫かなあと思ったら、二人が突然やったあ〜とか叫んでハイタッチ(笑)ヤベッ超眩しいとか思いながら直ったのを思わず内心喜んで(笑)
二人が余りにもくっついて自転車見てるから、そらもうドキドキしながらこっそり見ちゃった(笑)
自転車直ったら向こうから二人の友達らしき男の子が来て、おまえら直っのかよーとか、おーっとか聞こえて、こんな話しが出来ました(笑)
汗をかきながらも一生懸命自転車直す獄寺にツナもキュンです。
そんな二人に山本はホームランを打つのでした!
あーもう制服男子の2ショたまらーん(笑)最近男二人組と良くすれ違う。
そして萌える(笑)
[次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!