[携帯モード] [URL送信]

本棚
探偵団の日常!(貧乏じゃない時)

−探偵団の日常!−
〜貧乏じゃない時〜



(TV)『おわかりいただけただろうか…?』

ユリ「ヒィ!」

ユウナ「キャ!」

(TV)『ベッドの下に血まみれのユンゲラーが…。うらめしそうにこちらを見ている…』

ユリ・ユウナ「ギャァァ〜〜!!!」

マリルリ「る、ルリィィィ!!」

ユウナ「マリルリも怖いならこっち来なさい!」



ミキ「ま〜た心霊番組見てるよ」

メリープ「んむぇ〜〜」

サッサッ←メリープのけづくろい

ミキ「あのユンゲラー、きっと進化できないまま死んだんだな……」

サツキ「……2人とも、怖いなら見なきゃいいのにね…」

ぱら…ぱら…←読書

ミキ「そーゆーさっちゃんが読んでるのはホラー小説だろ?」

サツキ「……僕はほどよい恐怖を楽しんでるだけだよ」

ミキ「ん〜、そっか」



ユリ「のぎゃぁぁぁぁ!!」

がしっ(抱きつく)

ユウナ「ゆぅちゃん悲鳴に品が無い…ってイヤァァァァ!!」

がしっ(抱きつく)

マリルリ「るりぃぃぃ!!」

ドスッッ(鳩尾に突き)

ユリ「グブゥッ」



リカ「えへへ、オーキド博士のポケモン講座の時間っ♪」

(ラジオ)『え〜…レディバの生態の研究が進み新たにわかったのは…うんぬんかんぬん』

マキ「リーダーお茶飲む?」

リカ「飲む〜!」

マキ「今日はいい玉露が買えたんだよ〜」

カチャカチャ

(ラジオ)『レディバ以外にアンノーンの研究も進んだんですよね?……ええ、新たに発見された遺跡にもアンノーンの生息とアンノーン文字の壁面が確認され……』

マキ「はい、どうぞ」

リカ「ありがとーっ。ズズ…ふ〜、ほっこり」

(ラジオ)『アンノーンにも、一昨年新たに「!」と「?」が発見されましたし、アンノーンの研究には期待が高まっておるのです。……オーキド博士、ありがとうございました。次回はオーキド博士とウツギ博士の対談スペシャルをお送りします」

マキ「リーダー、いつも聞いてるけどおもしろいの?」

リカ「おもしろいよ〜。あとクルミちゃんファンとしては聞いとかないと!って感じだから」

(ラジオ)『………それでは次のコーナーに移ります。聞いてください、「ラプラスに乗った少年」』

マキ「クルミちゃん曲出したんだねぇ」

リカ「そうだよ」

(ラジオ)『しずかなさざなみ〜♪バトルにつかれた心をいやすの〜♪』

マキ「いい曲だね〜」

リカ「でしょ〜?」

(ラジオ)『そうよ〜♪ラプラスの背に「「ギャァァァァ!!」」


リカ「!!?」ビクッ

マキ「ゆーなちゃんとゆうちゃんの悲鳴だねぇ…」



ユリ「でぇぇすぅぅぅ!!のろっ…呪われ…!」

ユウナ「もうだめ!もうだめだわ!!」

ユリ「森の洋館怖すぎですぅぅぅ〜」

ユウナ「幽霊じゃかくとうタイプ技効かないしぃ〜…」

(TV)『専門家によると、男性の怨念が写真に移ったと…』

マリルリ「る、りりるり!るりるりまりるぅぅぅ!!」

ギチギチギチ…(ユウナに抱きつく)

ユウナ「ちょ…しまって…しまってる…わよ…!!」

ユリ「ゆーなちゃぁぁぁぁぁぁん!!マリルリ!正気に戻るですぅ!ゆーなちゃんを絞め殺しちゃうですぅ!!」

マリルリ「…………るりっ!?」

ぱっ(離した)

ユウナ「あたしのマリルリの…とくせいは…『ちからもち』…。流石だわ…」グッタリ

ユリ「物理攻撃の威力が…」



(ラジオ)『以上、「ラプラスに乗った少年」でした!』

リカ「2人とマリルリがうるさくてあんまり聞けなかったよぉ(´;ω;`)」

マキ「残念だったね…」


リカ「も〜!!こっちはラジオ聞いてるんだから静かにしてよねぇ!!」


ユウナ「そんな事言われたって悲鳴は出ちゃうのよ!!」

リカ「だったら見なきゃいいじゃん!!」

ユウナ「怖いけど面白いから見ちゃうのよっ!」

マキ「怖いもの見たさだねぇ〜」

ユリ「矛盾してるけど見ちゃうんですぅ〜」

リカ「も〜!じゃあうちも見る!どうせ悲鳴でラジオ聞こえないし…」



二分後。

ユリ・ユウナ・リカ「GYAAAAAAA!!!」

マリルリ「RIIRUUUUUUU!!」


ミキ「何やってんだか…」

メリープ「んむぇ〜…」

サツキ「……ホラーを満喫してるよね」

マキ「何だかんだで楽しそうだねぇ」



オチなど無い。


[*前へ]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!