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うちらのイッシュ旅行記・01
−うちらのイッシュ旅行記−
〜第一話〜
透き通った青い海。輝く白い波。青い空には白い雲。
本日、探偵団はイッシュ地方・ヒウンシティの船着場に向かう船に乗った。
客室。
「うえぇぇぇぇ…。」
聞こえてくるのはユウナが吐く音。ゴミ箱の中身は見ない方がいい。
「大丈夫?顔が凄く青いよ?」
マキが優しくユウナの背中をさすっている。
「大丈夫じゃないわ…。朝ご飯全部戻しちゃ……うぐ!おえぇぇぇ…。」
いい加減、胃の中に吐くものは無いのではないだろうか。そのくらいユウナは吐いている。
「………はぁ、はぁ…。気持ち悪い…。」
「ゆーなちゃんの相変わらずの乗り物酔いの酷さ、どうにかならないかなぁ?」
マキは困り顔だ。
甲板。
「見てみて〜!タイタニック☆」
「ですぅ!」
リカとユウリが某映画の有名なシーンのポーズをする。
「おいやめろ。」
ミヅキは、『無邪気に船が沈没するフラグを立てんじゃねぇ』と思った。
「……これが僕たちの最後の旅行になると、誰が予想できたであろうか…。」
サツキがそう呟いた。
「おいやめろ!!」
実に平和である(笑)
☆
イッシュ地方・ヒウンシティ。
ビル街とスーツの人々に不釣り合いな、柔道着の男が一人。身長は180pを超えており、体は筋肉質。険しい顔つきは歴戦の侍を連想させる。
その隣にはイッシュでは珍しいマクノシタ。男の手持ちポケモンの一匹だ。
「リカのやつ…今頃こっちに向かっているのだろうな…。」
…男の名はクロウ。修行の為各地を旅している。
旅先で様々な情報を得ることもあり、リカの情報屋でもある。
「さてマクノシタ、ライモンへ向かう前に、リゾートデザートで修行をしていくぞ!」
マクノシタは頷き、クロウと共に砂漠へと向かった。
マクノシタには静かに…進化の時が近づいていた。
*つづく*
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2012.07.30
今回のみんなの手持ち
リカ
…リーフィア,ゴクリン,マルノーム,ププリン,ニャース,クチート(ポリゴンはボックス)
ユウナ
…ブースター,メタグロス,ルカリオ,マリルリ,カイリキー,ヘラクロス
マキ
…シャワーズ,ミミロル,キレイハナ,ロズレイド,グラエナ
サツキ
…ブラッキー,ハッサム,エルレイド,アブソル,ゴースト,バンギラス
ミヅキ
…サンダース,レアコイル,ジバコイル,ロトム,メリープ(沢山のコイルはボックス)
ユウリ
…エーフィ,ハピナス,エネコロロ,トゲキッス
クロウ
…アブソル,アサナン,マクノシタ
イッシュのポケモンは、今回のシリーズでゲットさせます☆
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