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リク4
S×S(跡忍)蘭さん
「なかなかやるやないか跡部。」

「ばーか、あんな手に引っ掛かるかよ。」

喧嘩をしているわけではない。セックスの上下を決めているのだ。しかし、どちらも受けるのは嫌だと言っている。ゆえに、争っているわけだ。

「俺様が受けるはずないだろ?あーん?」

「俺やって譲らんよ。」

跡部は可愛いからいつだって下でいいのに。しかも、俺様なやつを屈服させてやるのも快感の一つなわけだ。





「勝負せぇへん?」

「何の。」

「擦り合いして、先にイッたら負け。受けるほうになるっちゅうことやね。」

「いいぜぇ?ぜってぇ負けねぇから。」

かくして、俺たちの壮絶な攻め争いが始まるのだった。



「不毛な争いですねぇ宍戸さん。」

「馬鹿だな。」

「ということで、宍戸さん。えっちしましょう♪」

「お前が受けな?」

「えええ!?」

「フフフ。」

「ちょ、宍戸さぁん!アッー!\(^o^)/」



「鳳も宍戸先輩もキモいのでふざけてないで帰ってください。」



「あ、日吉!宍戸さん。獲物ですね。」

「だな。さぁ若、覚悟しろ!」

「矛先が俺に!?ギャー!アッー!」





なんていうやり取りを無視して、俺たちはトレーニングルームにて互いを握り合った。





「テメェは裏筋から先端にかけてが弱かったなぁ?」

「んっぅ、ふぁ…っ…!跡部は玉から裏筋、先端のくぼみやったっけ?」

「ひぅっ!いっ、た!爪を埋めんじゃ、ね、よっ!」

「ぁうっ!仕返しとは、えげつないで、このっ!」

端から見れば滑稽であろう。互いを擦り合うなど。しかし、俺たちは本気である。本気と書いてマジと読む。

うん。跡部の先っぽからカウパーが流れてきた。そのぬめりを借りて、リズミカルにしごく。

「は、ぁっ、んんっ!」

「さぁ跡部、負けを認めろや。」

「ばーか。俺様がいつ負けたよ。ほら。」

「ん、くぅっ!ぁ、それアカンッ、ふ、ぁあっ!」

俺も同じくぬるぬるに濡れていて、それを塗り込むようにしごかれて喘ぐ。

「はぁ、はぅんっ!」

「可愛いなぁ。いじめたくなるぜ。」

「跡部かて、加虐心を煽るんやで?俺様を泣かせるのは快感やからな。」

「お前みたいなポーカーフェイスを泣かせるのも、たまんねぇけどな。」

俺は負けたくなくて、跡部がびくびくする場所ばかりを攻めた。

「ぁ、あっあ、んっ!」

「もうイキたいんちゃうの?」

「く、そっ!」

「ぁ、くっぅ!ま、負けへん、よっ!」

跡部の身体がびくびくっとして、これは俺の勝ちだなと思った。だけど。

「お前はホントに詰めが甘いな。」

「は?」

「俺様が本気で感じてると思ってたのか?」

「ま、まさか…ッ!」

「お前の負けだ。」

「!?っぁあ、やぁああああッ!!!!」



最後と言わんばかりに跡部は俺の感じる場所を擦りあげた。俺はたまらず達する。



「か、感じたふり…っ、しとったんかい…えげつな…。」

「ふん。天才と言われるお前に弱点さらしたら俺だって危ういからな。先手を打たせてもらったぜ。」

「なんちゅう男や、跡部…。しゃあない。跡部を泣かせるのは今度にしといたる。抱いてや。」



観念するしかなさそうだ。だったら、楽しめばいい。軽く復讐もしてやるとして。



「ケツ上げて待ってろ。」

「…舐めて慣らすん、やめてくれへん?恥ずかしくてかなわんわ。」

「やだね。そういうとこがぞくぞくするんだから、な。」

「んんっ、く、ふぁっ!んっく、は、ぁあ、んっ!」

「めちゃくちゃヒクついてる。気持ちいいか?」

「ぁ、ぁんっ!」

まあ、どちらもヤり慣れてるし、ヤられ慣れてるから苦しいなんてことはない。だから良いとして。

でも今回は跡部が少しズルい勝ち方をしたわけで、俺は跡部が突っ込んでイキそうになったらちょっとだけイタズラをしてやろうと思う。





「慣れたか。」

「はぁ、うっ、も…入れてええよ…。」

「じゃ、このまま入れるぜ?」

「え、ややっ!正常位がええっ!」

「何で。」

「…うー。言わなアカン?」

「言わないとこのままだな。」

「……跡部の顔…見たい、から。」

「ッ!」

跡部の表情が物語る。何だこいつもうめちゃくちゃに犯してやりてぇくあーたまんねぇ!と。

このドエスの変態め。ささやかな仕返しを楽しみに俺、頑張る。

「ん、くぁ、は、ぁんっ!」

「んっ、テメェ…っ、中、吸い付いてくるぜ?やっぱりネコだな…。」

「ぅ、く、今回だけ、やでっ…ネコは跡部や…。」

「この状態で口答えたぁ威勢がいいじゃねぇかっ!」

「はぁあんっ!や、ぁあっ!」

気持ちいい。悔しいけど。跡部の前だからこんな声を出すけど、本当は跡部の前だから格好良くいたいのもある。つまりは、俺は跡部が好きだってこと。

「は、激しいっ、んや!ひぁあっ!手加減しろやあほっ!」

「出来るかよバーカ。っく、俺は、全力で、っ、お前を、んっ!」

「も、このっ!くらえやっ!」

そんなわけで、ささやかな仕返し。思い切り中で跡部を締め付けてやる。

「ぁ、んっ!テメェな、後で自分が苦しむの、わかっててやってんのか?」

「跡部のその顔見れただけで満足や、くぁあっあ!」

一瞬だけ跡部が怯む。それでいいや、もう。

「ひ、んぁあっ!や、んっ、あ、はぁあっ!すご、いくっ!」

「は、あっ、中で飲み込みやがれっ!くぅっ!」

「やぁああああッ!!!!」





トレーニングマシーンの上でぐったりしていると、跡部がミネラルウォーターを渡してくる。

「?飲めよ。」

「跡部が口移ししてくれへんのやったら飲めへんー。」

「っ、バーカ!」

「かわええなぁ。」

「さっきまで俺の下で喘いでたやつが生意気な口をききやがるな。」

「飲まして?」

「しゃーねぇな。お前は。」

ホンマは、跡部と両想いってだけで俺は満足やねんけど、黙っとこ。

END
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「464000」蘭さんリクエスト。跡忍、攻め争いS×S…というリクエストでした。
最初のほうしか攻め争いしてないですね…。でも感じたふりしちゃう跡部は一枚上手ですね。(笑)
ですが、かわええなぁ。っていう忍足も相当余裕ぶちかましておりますね〜^^
なにかございましたら、返品どうぞ。

リクエストありがとう御座いました。
こんなものですが、感想頂けると嬉しいですv
write.2011/09/12



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