" スキ " のかたち 4 ぼーっとしながら綺麗な顔眺めてたら、そいつの自己紹介始まって、あからさまにびっくりしちゃった。ワラ 「斉藤翔です。至らないところもたくさんあると思いますが、よろしくお願いします。」 めちゃくちゃ落ち着いてますねー。声も少し低めだけど太くないイケボだし。 俺なんか、周りにはなんか恥ずかしくて素直なれないし、人前で話すときもおちついてられないし. . . . 「優くんっ、優くんっ呼んでるょっ」 「えっ? . . . ぁはいっ」 自己嫌悪に夢中になってて、気づきませんでしたぁー 「向井くん、しばらく斉藤くんの世話お願いね、」 えっ。ちょっとまってあんな綺麗なやつ隣いたら俺透けるんぢゃなぃ?. . . ワラ 「. . . .わかりました。」 数ヶ月、俺は引き立てにはげみまーす。 [*前へ][次へ#] [戻る] |