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母さんが、先に下降りてるわね〜♪と父さんと一緒に俺の部屋を出た後、俺はベッドの上を整えてから下に降りた。





「桜火、おはよう」

「桜火くんおはよ〜」

「蒼、彗、おはよう」



リビングに降りたら、ソファーに座って新聞を読んでる蒼と、同じくソファーに座ってテレビを見ている彗がいた。

暁蒼(アカツキソウ)と暁彗(アカツキスイ)は俺の一つ下の双子の弟達だ。でも双子といってもニ卵性だから顔は似ていない。蒼は切れ長の目でかっこいい。彗は逆にかわいいかんじだ。
でも何故か身長は同じ。年は俺の一個下なのに8a位こいつらの方が高い。…ちょっとムカつく。
性格も結構違う。クール系の蒼。甘え上手な彗。
まあどちらも俺の大事な大事な弟だ。

ってゆーかいつ見てもカラフルだなあ………。

俺ら兄弟はカラフルだ。
俺の髪は赤がちょっと強い茶色。目は裸眼なのに深紅。
蒼は黒髪に青のメッシュ。目は青のカラコン。
彗は茶色に薄緑のメッシュ。目は緑のカラコン。

ちょっと目が痛い。




「桜火起きんの遅ぇよ(笑)」

「おはよう、じゃなくて遅ようだねー♪」

俺はふくれて

「うるせーやい。睡眠欲には誰も勝てねぇんだよーだ。あー腹減ったー」

するとキッチンから

「お昼ごはんにするから持っていって〜」

という母さんの声がした。





昼ごはんを運んで

「「「「「いただきます」」」」」




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