逆転企画ブツにつきHD注意。 ディーノは自分の置かれた状況を、 「・・・。」 理解しようとして、 「・・・っ」 思考が更に絡まった。 「き・・・」 「恭…弥・・・?」掘ったモン勝ち! 目が覚めると両手・両足を縛られ、 布か何かでキツく視界を奪われていた。 しかし記憶を辿ろうとすれば、鈍い痛みが頭を駆け巡るだけ。 微かに思い出せるのは、推定昨日、雲雀と共に日本料理屋へ出かけたことぐらい。 確かヘタレだから酒も弱いのかと言われ… 「ワオ、傑作だね」 ガチャリ、というドアの開く音と共にやけに楽しそうな雲雀の声が耳に届く。 「早く解け恭弥ッ」 体を捩り声のする方に叫ぶ。 しかし答えは簡潔に、 「嫌。」 だけだった。 「今日は僕が遊ぶの。」 ベッドが軋み、体に重い何かが乗り、雲雀が股がってきたことを伝える。 それと同時に香ったアルコールに、彼が酔っていることを知る。 「恭弥ッ お前未成年なのに飲んだのか?!」 「・・・煩いなぁ 口も塞いであげようか?」 ホラ、と言って指をいきなり突っ込まれる。 「んぐっ」 「噛んだら舌、引っこ抜くからね」 そんなこと、できるわけないのに。 こんなヘタレな俺に、誰よりも愛しい人を傷つけられやしないのに。 この、自らを戒めている縄だって、やろうと思えば無理矢理ぶち切ることだって出来る。でもそれをしないのは、雲雀の好きなようにさせてやりたいという…―― ディーノは仕方なく、丁寧に指を舐めた。 するとそれに気を良くしたのか、雲雀はどこか色香の漂う妖艶な笑みを浮かべ指を引き抜き頬を滑らせていく。 頬、顎、顎下、喉、鎖骨… そんな曖昧な愛撫にディーノは唇を思い切り噛み締め耐える。 「あなた、いつもココ弄るよね」 「っ…!」 優しく撫でたかと思いきや両方を強く摘まみ上げられる。 痛い程強く指の腹で押され、快楽より痛みが強い。 ディーノは顔を背け、ただただその傍若無人な責め苦が終わるのを待つ。元々彼にとって胸は性感帯ではないのだ。 だがそんなディーノの姿を見て、雲雀はまた気を悪くしたようで。 「なに、君感じてないの?」 「っ…俺は女じゃないからな」 「恭っ弥!いつま…で」 「ずっとだよ」 それからというもの、雲雀はディーノの胸だけしか弄らなくなった。 何としてでも胸で喘がせたいらしい。 指で捏ね繰り回された突起は痛々しい程赤く腫れ上がり、ディーノは自分の失言に後悔し始めていた。 と、その時。 「っあ!」 生暖かい何かにいきなり優しく撫でられ、思わず嬌声が漏れた。 「ワオ 不感症じゃなくてよかったよ」 「っく、…!」 生暖かいソレは、雲雀の舌だった。 優しく表面を舌で撫でられ、吸い付かれる。 今までのただ痛いだけの攻めが嘘だったかのような、甘い愛撫。 「んあっく…ぅ」 「あははははははっ! 確かに女みたいだねっ」 突起への愛撫はそのままに、ズボンのボタンを外され、チャックを開けられる。 「あっきょ…や! やめろっマジやば、いっ」 「煩いよ。」 ズボンとパンツを引き摺り下ろされ、下半身を露にされる。 さすがに縄を切ってしまおうかとも思ったが、しかしそんなことをすれば雲雀が暴れ出すのは必至。 体調のままならない時でも彼に勝てるなどと思う程、ディーノは馬鹿じゃなかった。 「んあ!」 すっぽりと雲雀の口がディーノのを包む。 その耐え難い快楽に、ディーノは目を瞑った。 「ふふっ もっと喘いでよ」 裏を舐め上げられ、先を舌でつつかれる。 そんな動作は止めず更に下へと指をさまよわせる雲雀に、いつもの自分が重なった。 ディーノが垂らした先走りを使ってゆるゆると解す雲雀。 直視するのが嫌になって、 ディーノは雲雀に抱きついた。 「・・・何がしたいの」 「きょ…だけ、だからな」 「は?」っと…一緒だ」 応えは、 要らない。 ---→ はい。 書き殴った感たっぷりですね はい。 すみません・・・orz でも18Dもイイかななんて思っちゃいました。書いてて。 ←爆 だってディノさん可愛いんだもんっ clap? [戻る] |