腐日常 懐かしい感触 「・・・なに、してんの・・・?」 驚いて目を見開く俺と、呆れたようにため息をつく副会長の視線の先にいたのは 「ついてきた」 「だからやめましょうっていったのに・・・!」 「・・・」 上から、会長、柊君、高良君 ・・・なんでここにいるのかな〜 ・・・副会長からの怒りのオーラみたいなのが凄いんですが・・・! 「はぁ・・・やっぱりついて来ましたか」 「副会長は分かってたんですか?」 副会長を見上げて聞くと、そんな気はしていました。と苦笑していた 「南ちゃんのお友達?なら、どうぞ入ってください」 満面の笑顔でみんなを迎え入れるお祖母ちゃん 副会長たちは「失礼します」といって中に入って行った 流石お坊ちゃん、礼儀はしっかりしているらしい 俺も最後に中に入り、入口で俺を待っていたお祖母ちゃんに頭を下げる 「突然ごめんね?」 「いいのよ、おばーちゃん南ちゃんが帰って来てくれて嬉しいわ」 そう言って嬉しそうに俺の頭を撫でてくれる 懐かしい・・・自然と顔が綻んだ [*前へ][次へ#] [戻る] |