腐日常
ホスト先生
転入生が来てから早二週間
俺は相変わらず平穏な・・・というほどでもないけど、普通に過ごしてはいた
心配だった生徒会親衛隊からの制裁も、これといって無かったし
「LHR始めるぞー、席付けー」
教室に二分ほど遅れて入ってきた我らがホスト
・・・もとい北条先生が黒板に何か書き始めた
フムフム・・・
『三学年合同交流会』
その字を眺めながら、あぁ・・・萌えがいっぱいな行事じゃーんwwとかなんとか考えていた俺に、横からチョップが飛んできた
「〜〜っ、痛い!」
「アホ」
顔がニヤケてんぞ、とため息をつくゆーくん
それくらいのことではたかなくてもいいんじゃないかなぁ!!
「だって交流会といえば、先輩×後輩(また逆もしかり)とか、『捕まえた、捕まっちゃったキャー』みたいな萌えな展開がわんさか、グボアァァ!」
萌えについてゆーくんに語っていたら、前からチョークが銃弾のごとく飛んできた
俺じゃなかったら死んでるよ!いや俺も死にそうだったけどね!!
「うるせぇよ駿河ぁ!」
前を見るとホストがチョークを数個握りしめていた
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