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腐日常
気付かないで欲しい

メガネをかけ直した副会長は、さっきまでの黒いオーラを放出していなかった

「では、私は編入生の案内をしなければならないので」

あ、いつもの副会長だ・・・んーでも

「俺はさっきの副会長の方が好きだなぁ」

なんか自然な感じで・・・

「は?」
「え?」

ヤバ、口に出してた?
立ち去ろうとしていた副会長がこっちに歩いてきた。助けてーゆくーん!!

「・・・君、「啓!」・・・」

俺の前に来た副会長が何かを言おうとしたらしいが、走ってきた王道君の声に遮られた

「何してるんだ?」
「・・・いえ」

編入生の方に向き直った副会長はいつものようにニコリと笑っていた
うわ、違和感

「ふーん、まぁいいや、早く行こうぜ理事長室だっけ?」
「はい」

よかったー、ナイスだ王道君!

「ん、誰だ?」

あ、全然ナイスじゃなかった・・・早く行け!


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あきゅろす。
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