腐日常
副会長と王道くん
「ゆーくん早く!」
「はいはい」
ただ今俺とゆーくんは、王道にはお約束の編入生にチューを見るために正門に向かっている。カズちゃんはやることがあるとか言ってどっかに行っちゃった
ん?授業?気にしない気にしないww
「お、門のとこ人がいる」
「編入生なんじゃないか?」
「ふっ腐腐腐wあ、あそこに隠れよ!」
門の近くの茂みに入り、キスシーンを激写すべくカメラを準備していると、校舎から人が来る気配・・・
見てみると、男子生徒が門の前の人に向かって歩いている。肩まである銀色の髪を一つに結って眼鏡をかけた、美青年。
あれは、副会長の雛森啓(ひなもりけい)先輩だひょほほっw
雛森先輩は編入生に近づき、お約束 の笑みを浮かべた
「君が編入生かな?」
「おう!」
元気よく返事をした編入生はというと、これまた王道で、無駄にもさもさした黒髪にビン底メガネといういかにもな格好だ・・・ハアハアw
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