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腐日常
俺らの秘密
〜和樹side〜

放課後寮に戻るとすでに祐希が帰って来ていて、パソコンの明かりだけが点いていた

「早いじゃぁーん」
「まぁな、六限サボった」
「ワル―」
「るせぇ」

ま、おかげで今日の帰り道は、みーちゃんと二人っきりだったけどねぇ〜。ただとーっても残念なことに、俺と祐希は同室なのだ。ちなみにこいつとは中等部の時からの付き合い。みーちゃんとは高等部からなんだー

「それよりー、何かわかったぁー?」
「・・・編入生のことはほとんどわからなかった」
「・・・マヂ?」

こくりとうなずく祐希・・・結構腕のいい祐希でさえも入れないくらいに、慎重に情報が隠されている・・・あ、言い忘れてたけど、俺と祐希は情報屋なんだぁ〜みーちゃんにも言ってない

「妖しいねー」
「そうだな、・・・おそらく生徒会のやつらも動くだろう」
「げぇ、めんどー」
「なるべく編入生との接触を避けたほうがアイツ等と関わらなくて済みそうなんだが・・・」
「ムリだろうねぇ〜・・・」

祐希の言いたいことは分かった。みーちゃんが編入生に興味を持たないなんてあるわけがないのだ。現に昼休み滅茶苦茶喜んでたしねぇー。あはは、と隣を見ると、少し遠い目をした祐希の横顔があった

「・・・まぁ、俺達がすることは」
「みーちゃんを守ることぉ〜」

暗い部屋、二人で拳をぶつけ合う

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あきゅろす。
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