腐日常
見当違い
「えっと・・・」
いまだに言い合っている会長と副会長を見る
ケンカするほど仲がいいってこういうことを言うんじゃないか?微笑ましいwwww
と見ていると、二人が一斉に俺を見た
「変なこと考えていますね?駿河君」
「なんかいま悪寒がした・・・」
二人して感が鋭いようだ・・・
ゆーくんやカズちゃんもそうだが・・・何故バレるんだろうか??
気づかれたことにアワアワしていると副会長がため息をついた
「分かりやすすぎるんですよ貴方は」
そう言って微笑んだ副会長が俺の頬っぺたをぎゅうっと引っ張ったため、ジワリと涙が浮かぶ
「ひはいれふ・・・」
キッと副会長を睨みつけた(つもり)
「・・・っ!は、早くこれからのことを決めましょう!」
パッと手を離した副会長が真っ赤な顔で離れて行った
・・・・・・なして?
あ、俺の睨みが意外と効いてたってこと!?
うははははははは
とまったく見当違いな考えで俺は心の中で高笑いをしていた
(は、反則ですよあんな顔・・・!)
と副会長が思っていたのを俺は知らない
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