腐日常
出発
「駿河君、こっちです」
「はい。・・・って・・・・・マヂですか」
「マヂです」
そう言って俺の手を引っ張っていく副会長の後ろには・・・
・・・・・・・・・・立派な旅客機が・・・
「この方が、本州に早く着くでしょう・・・それに・・・」
副会長が裏門の横の茂みを睨む
「そこに居るアホどもを撒けるしな」
王子様モードから本性のほうに切り替わった副会長
その視線の先にある茂みが、がさっと揺れた
・・・アホどもって・・・・・・いや、考えないでおこう
「さ、乗って」
「あ、はい」
副会長に手を引かれ、生まれて初めて旅客機に乗った
ドキドキするな〜〜・・・
こうして俺達は久しぶりの本州に向かった
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