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狐の嫁入り


中を見てみると、そこは広い和室で、一つだけ布団が敷いてあった・・・

「・・・何?ここ」
「此処が俺達の寝室だ。今日からここで和也を抱く」
「抱・・・・・・は?!」

抱く?!抱くって・・・エッチするってこと?

「あの、俺、男!」

慌ててそう聞くと、銀はフフッと笑った

「無論知っている、俺達妖狐に性別は関係ない」

そうなのか・・・じゃない!
やっぱりSexなんだから、アソコに入れられる
んだよな・・・・・・マジか・・・
固まっていると、銀が俺を布団にそっと降ろした

「結婚って・・・そういう意味だったんだな」
「そうだ。俺の子を産んでもらう」
「っでも、俺男だし、無理だ!」

やっと銀との約束を果たせるのに・・・
俺は男だから子供を産めない

「和也、泣かないで・・・大丈夫」
「だって・・・」
「俺達妖狐は男でも子供を作ることが出来る」
「・・・ぇ」

銀は俺の涙を指で拭いながら微笑んだ

「妖狐の精を一度相手の体内に注ぐと、子供を産める体になる。それを三日三晩繰り返すと子を成す・・・もともと妖狐は雄しか産まれないからな」
「そ、なの・・・?でも、俺・・・怖い」

俺が出産・・・?
それを考えると色々怖くなってくる


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あきゅろす。
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