お祝いしてね!
銀ちゃんお誕生日お祝い会話文です
「あ、もしもし、土方?」
『銀…「おい、何で今お前京都なんだよ。何?そうだ、京都へ行こう!ってことなの?そういう訳?そっちは紅葉が見頃で良かったデスネー。」
『銀時…ちょっと待て。落ち着けって。』
「別にー落ち着いてっけど。」
『あのな、これは、その…仕方ねぇだろうが。仕事で急に京都に出張になっちまったんだからよ。朝早くから出発で…』
「あのさー、分かってる?今日は銀さんの誕生日なんだけど。」
『…んなの分かってる。』
「今日は土方くんにパフェとかパフェとかパフェとかご馳走になろうと思ってたのに。んで、夜になったら一緒に酒飲んでやってもいいかなって……それなりに楽しみにしてたんだけど。」
『…本当にわりぃと思ってる。けどな、勿論俺だって一緒に過ごしたかったに決まってんだろ。』
「でもお前実際京都に居んじゃん。」
『…それは、そうだが……なぁ、銀時。』
「何?」
『お前が俺に電話してくるなんざ、珍しいというか、これが初めてだよな?』
「はあ?何いきなり…えーっと、そう、だっけ?」
『声裏返ってんぞ。もしかして今日俺に会えなくて寂しくなったのか?』
「は?ちょっ、おまっ、何言ってんの?寂しいのは俺じゃなくて、土方、おめーだろ!お前の方が俺より寂しがり屋じゃん。1人で出張とか無理無理寂しいってしょげてんじゃねーの?って思って、こっちからわざわざ電話してやったんだよ。あとは俺の計画がパーになっちまったから文句言うのもあったけど。でもね、言っとくけど、別に俺は寂しいとかそんなん全然ないからね!」
『…そうか。そんなに寂しかったのか、銀時。』
「違うわ!ったく、お前のその耳は飾りですか、コノヤロー。」
『そうやってムキになるともう肯定してるのと同じだけどな。』
「だーかーら、俺じゃなくてお前だろ?」
『俺は、今すぐにでもお前に会いたくて堪らない。』
「っ、土…方、」
『確かにお前の言う通りだ。俺は寂しがり屋だからな。こんな大事な日に銀時と一緒じゃねーなんて、つらくて仕方ねぇんだ。』
「…そういうの、ずりぃ。」
『銀時…』
「なぁ、俺もさ、お前の顔が見たいって言ったら……どうする?」
『今から江戸に帰る。…仕事のことは後でどうにかする。』
「わーっ!今のナシナシ!何馬鹿なこと言ってんだっつーの。土方、お前な、俺なんかの為に大事な仕事放り出すんじゃねぇよ。」
『銀、時…』
「…ぅ、そんな声、出すなよ。おめーは真選組の副長なんだから、ちゃんと仕事しろ。じゃねえと怒るから。」
『ああ、そうだな。変なこと言って悪かった。銀時、仕事終わったらすぐに帰るから。』
「別にそんな急がなくていいから。」
『おい、銀時、俺はお前に…』
「生八ツ橋。」
『えっ?』
「美味そうなやつ、時間掛けて色々選んでこい。勿論誕生日用の糖分とは別だからね。忘れずに買えよ。」
『分かった。楽しみに待ってろ。』
「分かればよろしい、土方くん。」
『銀時。』
「ん?」
『誕生日、おめでとう。』
「あー、うん。じゃあな。気を付けて帰って来いよ、土方。」
(おめでとう、か。去年も同じこと言われたけど、やっぱあいつに言われると、なんかくすぐったい気分。)
END
あとがき
銀ちゃん、お誕生日おめでとう!!本当に大好きです!!土方さんといつまでもお幸せに^^
3回目の銀誕文は会話文にしてみました。短くて大変申し訳ないのですが、黒電話を切った後に1人で照れてる可愛い銀ちゃんを想像して頂ければなぁと思います。
とにかく土銀の2人が幸せであれば、それでだけでおkですね(*´ω`*)これからも土方さんには銀ちゃんを幸せにしてもらいたいです!私の脳内では常に幸せな2人が永住しておりますが(*^^*)
読んで下さってありがとうございましたv
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