言葉にしなくても
白骸が会話しているだけな上に短いです
「骸君ってさ。」
「はい。何です?」
「とっても綺麗で美人でスタイル抜群だし、かと思えば六道のスキルでバーンって感じに強いし、幻術使うのに体術も得意で超格好いいし、でもチョコが好きっていう可愛い所もあるし、髪なんてびっくりするくらいサラサラでツヤツヤだし、抱き締めるといい匂いがするし…。」
「良く噛まずに言えましたねぇ。」
「そうじゃなくて!とにかく僕は骸君のことが大好きな訳だよ。でも骸君ってさ、僕が好き好き愛してるって言っても答えてくれないじゃん。…僕のこと、本当はどう思ってるの?」
「そうですね…あなた、見かけによらず良く食べますよね。まぁ食いしん坊ですね。あといつもヘラヘラしてません?それに自分を特別視してる所がありますね。何て言うんでしたっけ?…確か中2病でしたっけ?」
「え?中2病って何?僕、病気なの?…それに何さ!骸君、僕のことそんな風に思ってたの?僕だけが骸君のこと、好きなの…?」
「…何ですか、それは。僕は言葉にしなくても、あなたに僕の気持ちはちゃんと伝わってると思っていましたけど。」
「骸君…。それって、つまり。」
「僕が好きでもないどうでもいい人間とこんな風に一緒に居る訳がないでしょう。それくらいあなたなら分かってると思っていたので、わざわざ口には出さなかったんですよ。」
「骸君!」
「それに僕は…好きだとか愛してるという言葉は大切なものだと思っていますから、簡単に安売りしたくないんです。僕はこれからも滅多に言うことはないでしょうが、それでもあなた以外の誰かに言うことなんてないんですよ。ちゃんと覚えておきなさい。」
「うん、うん!本当に最高だよ!骸君。」
(やっぱり僕は君には敵わない。)
(だって惚れた方が負けって言うしね。)
(これからもずっとずっと僕は、君に首ったけ。)
END
あとがき
つまり2人はらぶらぶということですね^^
骸にちょっとデレてもらいました。
骸、お誕生日本当におめでとう!これからも白蘭とずっと幸せでいてね。
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