後書き*オマケ
やっと終わりました!しかもビックリ長いよ、長いっすよ。
晴哉さんの葛藤や心境に気をつけたつもりですが、楽しんで頂けましたでしょうか?
(汗;xдx艸)
愛姫ちゃんが好きで好きでたまらないんですよね、この狼さん。
しつこいぐらいに気持ちをぶつけてましたが、どうかウザイと思わないでください。
(;>_<;)
晴哉さんはこの日から徐々に、愛姫ちゃんに対する言葉や態度が優しくなっていったんですね◎:)
いやー、恋って偉大っすね。恐ろしい狼さんが…(笑)
ではでは、最後まで読んで下さりありがとうございました◎
(●Ц艸Ц*)⌒chu★
●オマケ●
「早く行って下さい」
「お前が家に入りゃすむんだよ。とっとと行け」
部屋に戻るのを見届けようとする俺と、車を見送ろうとする愛姫のこのやりとりは、かれこれ10分ほど続いている。
「早く行けよコラ」
「た、は、晴哉が帰れば……あ! そうだ、ハルって呼ぶじゃ駄目ですか?」
何いきなり話題変えてんだ、つーかハルってよ……
「なんで?」
「だってだってやっぱり呼びすてには……」
それが理由なら、ハルという呼び方でも変わんねぇんじゃねぇのか。
「やっと名前で呼ばせたのにか」
「ハルがいい」
会社での他人のような呼び方は嫌だが、これなら別にいいか。
「分かった分かった、好きに呼べよ」
「はい! おやすみなさい! は、は、ハル!」
嬉しそうに微笑み、一目散に、逃げる様に走り去って行った。
……最後までどもってんじゃねーよ、結局呼びにくいんじゃねーかアホ。しかも敬語はやめろって何回言えば分かるんだボケ。
馬鹿なところがまた可愛いと思ってしまう俺もアレなんだろうが。
愛姫の部屋が明るくなったのを見届けてから車を出す。
『ハル』
そういえばそう呼ぶ奴は他にいねぇな。
愛姫がそうしたいのならそれもいい。
そう呼ぶのはお前だけだから特別な気もして、ほんの少し緩んでしまう口元を正しながら家路についた。
20080603.
20081109.
天下の鬼部長は
あの子にメロメロ首ったけ
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