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freeze



「それにしても、隣が棗なんや…。玲ちゃん気をつけるんやで?こいつかなりの変態やから」


その言葉に棗とか言う男子がギロリと蜜柑ちゃんを睨む。


「玲ちゃんは特に可愛いからほんま気をつけてえな。特にパンツだけは見られんよう気をつけ……ってなあぁああっ!!!????」


次の瞬間盛大に蜜柑ちゃんのスカートがめくれあがり、教室中に悲鳴が響き渡った。



「ウザイ、黙れイチゴ柄」


無機的な言葉が発せられ、蜜柑ちゃんはひんひん泣き始める。


「こいつ…一度とならず二度までも乙女の心に傷付けおってぇええ!!許さへん!もう一生許さへんからなっ!」


(…隣、間違えたかな)


いろんな意味でどよめいた教室内を見回すと、その騒がしさに溜息をついた。




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あきゅろす。
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