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freeze



「ああ…10年前に俺たち二人、学園に入れられたんだ」


「何も言わないで行ってしまってごめんな……何しろいきなりのことだったから…」


『そう、なんだ……私はずっと…二人が私から逃げたんだと思ってた…』


「「っ!?んな訳ねーだろっ!!!」」


強く言われ、思わずびっくりしてしまう。


「お前がいなくてずっと寂しかっんだぞっ」


「そうだ。こいつなんか最初の方は毎日のように泣いてたからな」


「そっ、それはお前だろ美咲っ!!」


目の前で突然口論を始めた二人に目を丸くしていた玲だったが、しばらくしてクスクス笑い始めた。


「「!!!??」」


『二人とも、昔と全然変わってないね…』


尚も笑う玲に二人は驚いた顔をする。


「お前、笑うようになったんだな…」





“あいつ”以外の前で。






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あきゅろす。
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