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freeze



次の日。


「玲ちゃん、能力別授業一緒に行こっ!」


『うん!』




「あれ…?神崎、潜在能力系じゃなかったっけ?」


その様子を見ながら流架が不思議そうに呟く。


「…さあな。聞いたらどうだ?」


「っ…!!?」


しかし棗がそう言うと、流架は真っ赤になって首を振った。


「………(何かあったのか?)」


棗はそう思ったが、しかし何も言わなかった。




「あ、ルカぴょんッ!!途中まで一緒に行かへん?」


「えっ…いや、俺は……っ……!」


『…あ…っ……』


蜜柑の声に振り返ると必然的に玲と目が合ってしまう。


二人は顔を赤らめると、咄嗟に視線を逸らした。

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