freeze
3
蜜柑ちゃんは未だにゴミ箱と格闘していた。
「こっ…この!あと4つやのにぃっ…!!」
『蜜柑ちゃーんっ!』
「っ!!玲ちゃーん…っうう、終わらへん…」
泣きながら縋(すが)り付いてきた蜜柑の頭をよしよしと撫でる玲。
『先生の用事も終わったし、私も手伝うよ』
「ほ、ホンマに!?……………………ああっ!!玲ちゃんトリプルになったん!?」
早速トリプルのバッジに気付き、蜜柑ちゃんが驚愕の表情で指差してきた。
『う、うんっ!それにね、私も特力になったんだよ!』
「ホンマにーーーーー!!!??」
しばらく叫んだ後、
「玲ちゃん!!!うちら一生の友達やでっ!!」
ガシッと体を抱き締められた。
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