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freeze



ガラッ


ドアの音に気付いて振り返ると、ちょうど日向くんと乃木くんが帰ってくるところだった。


その瞬間女の子たちがキャーキャー騒いで二人に押しかけるもんだから、煩わしいったらない。


無効化のアリスストーンも手に入れたし、これ以上授業を受けても仕方がないよね。


そう判断すると、私は皆の目を盗んで喧騒の教室から出て行った。




なんでもアリスストーンを交換しあうというのは何か特別な行為なのだそうだ。


私は特にそういうのに興味はないんだけど、さっき蜜柑ちゃんと交換しちゃったし、ね。


今度詳しく誰かに聞いてみよう、そう思っているといつの間にか北の森へと着いていた。




『あー…やっぱりここが一番かな』


木にもたれ掛かって腰を下ろすと、いつの間にか眠っていた。

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あきゅろす。
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